直島でアート三昧(直島編)_2010/7
先週末、念願の直島旅行に行ってきました!
お買い物は全くしてない旅行記になりますので、興味のある方のみお読みください
瀬戸内海の島を中心にした芸術祭「瀬戸内国際芸術祭2010」が現在開催中
いろいろな雑誌でも取り上げられていて、瀬戸内海の島がアツイ!
もともと直島っていうアートの島があるんだよ、とずいぶん前から気になる存在ではあったものの
なかなか実現しなかった直島旅行、この芸術祭を機会にやっと行くことができました!!
ということで最後の島、本命の直島編(相当長いので覚悟してください)
朝イチの高速船で高松から20分、あっという間に直島へ到着
明らかに今までの島よりも人が住んでる空気があるし、思ったよりも大きい!
お世話になる民宿のおじさんに迎えにきてもらって、まずは民宿へ
石井商店といううどんやさんの民宿の別邸みたいなお家をそのまま借りたんだけど
これが立地的にも放置プレー度合も最高でした!
以下、おじさんの直島周遊アドバイス
・地中美術館は混む!できるだけ早く行くべし
・家プロジェクトの南寺も混む!整理券が出てるので、希望の時間の整理券をまずもらいに行くべし
・南寺の整理券の時間に合わせて、家プロジェクトを回ると効率が良い
・ベネッセミュージアムは夜遅くまで開いてるから、時間は気にしなくていい
・直島銭湯(Iラブ湯)は遅い時間ほど混むので、早いほうがいい
いろいろなハプニングもありながらも以下のスケジュールで回りました
10:00 南寺の整理券をもらいに行く
この日はもしかしたらオープンの10時よりも早めに開いてたのかな?
10時時点ではもう行列でした
私たちは15:00の回の整理券をもらいましたが、午前中の回もまだまだ余裕で整理券ありました
11:00 地中美術館
自転車で1時間かかった
ほんとは30分かからないはずなのに、教えてもらった近道で迷う。猛暑の中チャリで迷子は命の危険を感じた
※途中で大きなゴミ箱見れます!
人数制限があるジェームズ・タレル氏の「オープン・フィールド」は少し待ったけど、あとはスムーズに見れました
このあと続々と人が来てたので、やっぱり早めに入ったほうがいいかも
この「オープン・フィールド」は衝撃だったなぁ
撮影は一切禁止なので、モネの睡蓮の部屋のポストカード
12:00 李兎煥(リウーファン)美術館
展示物では地中美術館のほうがわかりやすかった
ここも安藤忠雄氏建築なので、建物がおもしろい
だだっ広いところに建っていて、絶景です
13:00 「あいすなお」でランチ
玄米などのヘルシーなごはんが食べられる「あいすなお」でランチ
すでに夏バテぎみの私はそうめんにしました
14:50 南寺
10分前集合で観覧についての説明を受ける
暗順応を利用したジェームズ・タレル氏の作品、建築は安藤忠雄氏
もともとお寺があったそうだけど、真っ暗な空間を作るために実際は新しく建て直したとのこと
地中美術館でも衝撃を受けたけど、南寺ではもっと"体感"できるので衝撃が大きい
言葉に表しちゃうと陳腐になりそうなので言わないですが、絶対に見たほうがいいです
〜16:00 家プロジェクトを回る
猛暑で体力に限界を感じてきていたので(本当にしんどいくらい暑かった…倒れてる人とかいたもん)
近場の家プロジェクトを見ました
角屋→碁会所→石橋→はいしゃ
「護王神社」を見忘れたのは唯一の後悔
17:00 Iラブ湯
本村から銭湯のある宮浦までのチャリも相当キツかった…
ちょうどお風呂入って帰る人たちがいたのかな?入った直後は少し混雑してました
「はいしゃ」同様大竹伸朗氏の作品、にぎやか〜
中も細部まで凝っててかわいかった!
ドライヤーはあるけど、石けんやシャンプー等は全くないのでご注意を
18:00 「ニューおりんぴあ」でごはん
地元のおかあさんのやってる飲み屋さんって雰囲気
結構広くて宴会もできる模様
私たちはごはんが食べたかったのでカウンターで定食を食べました
おかあさんの味ってかんじでおいしかった〜
19:00 赤かぼちゃ
帰り際に宮浦港にある草間彌生氏の赤かぼちゃに寄った
中にも入れるし、周りは芝生なのでゴロンとまったりできます
翌9:40 ベネッセミュージアム
宮浦港からつつじ荘までの町営バスとベネッセのシャトルバスに乗ってミュージアムへ
安藤建築ならではの「今どこにいるんだっけ?」感覚に何度も陥る
須田悦弘氏の「雑草」は見てみたかったものの一つ
安田侃氏の「天秘」の空間がおすすめ
大理石の大きな石の上に実際に寝転がって空を見れる
すごく落ち着く空間
ミュージアムから歩いて海岸沿いに向かう途中やパークと呼ばれる場所にもアートがあります
テレジータ・フェルナンデス氏の「ブラインド・ブルー・ランドスケープ」
ガラスキューブに映る海
11:00 テラスレストラン
この周辺はあまり食事施設がないので、オープンの11:00前には行列ができてました
ビュッフェということで期待してなかったけど、ものすごくおいしかった!
12:30 黄かぼちゃ
おそらく直島で一番メジャーなこのかぼちゃ
もちろんこれも草間彌生氏
砂浜よりも少し海に出たところにポツンとある、このポツン具合が絶妙
誰が撮っても絵になる
赤よりも小さめで中には入れません
14:20 宮浦港発
町営バスで港に戻り、今度は通常のフェリーで高松港へ
この旅で大嫌いな船に何度か乗ったけど、快適度で言うと
めおん(女木島・男木島)>なおしま(直島)>高速船(直島)です
めおんは全く揺れないし、船の前と後にソファースペースがあってそこが快適
なおしまはとにかく大きい 揺れないし、席の種類も豊富
高速船は新しいのでキレイだけど、新しい匂いが好きじゃなかった…速いけどね
相当長くなりましたが、直島に行ってよかった!
アート素人の私でも感動できるわかりやすさ
田舎の夏休みが体感できる環境
どんな人でも楽しめると思います
長々とお付き合い、ありがとうございました
明日は新宿伊勢丹に行く予定なので、また元通りのお買い物ブログに戻りまーす